パズドラまとめ

パズドラの攻略まとめ雑記

ナスダック、連日の史上高値更新

ナスダックを除く、米主要株価指数は揉み合い続き

アップルが、時価総額で8000億ドル突破し、ナスダックは連日の史上高値更新。

もっともアップルは、ウォーレン・バフェットが、IBMから資金を引き出し、一方ではアップルを大量買いしていたことが明らかになったことが、大きく影響しているようです。

その他主要株価指数は、いずれももみ合い続き。先行指標のダウ輸送株指数は反発したものの、ほかの指数はむしろ軟調。いずれも小幅な動きにとどまっていますが、象徴的なのは総合株価指数のS&P500で、二日連続でザラ場の最高値を更新しながら、引けでは下落で終わるという状態です。

順調に米2年国債利回りや10年国債利回りが上昇していることから、株式市場は一応これに敬意を払った格好で、動きを止めている様子です。

マイナス要因は、原油安と北朝鮮

原油が大きく下げています。

これがダウ工業株の足を引っ張ったようです。OPEC(石油輸出国機構)の、減産合意維持に懐疑的な見方が広がっているためだ、と言われています。

もう一つは、北朝鮮が6回目の核実験を行う予定だと報道されているためです。

中国が、国際経済会議等に北朝鮮を招待・参加するという報道があり、中国の対北朝鮮圧力がどこまで本気度があるものか、疑問符がついていること。さらに、韓国では北朝鮮に融和的なスタンスを取る文新政権が成立したことなど、結局アメリカは北朝鮮を抑え込めないのではないか、という見方も手伝っているかもしれません。

株を支えている直接的動機は、減税改革法案

オバマ・ケア修正法案が先日可決されたことで、市場としてはトランプ税制改革法案が今後審議、進捗を見せるという期待をずっと持っています。

これが、一番大きな株式相場を支えている要因だと市場ではよく指摘されています。要するに、減税の可能性があるのに、わざわざ株を売ることも無い、ということです。

減税とくれば、利上げペース加速=ドル高という構図

もし減税が8月の連銀休会に入る前に、あるていど目途がたってくるのであれば、当然連銀としては利上げペースを加速させるでしょうし、それが現在の米長期金利のじわじわとした上昇を引き起こしているのだという解釈が一番素直です。

当然、理屈ではドル高です。昨晩は114円台に上昇。

たとえば、フランス大統領選挙でマクロン新政権誕生というこで、フランスのEU離脱はなくなり、それまで買われていたユーロが、いったん出尽くしで9日天井をつけて反落。つまり、ドル買戻しです。

円は対ドルでも、対ユーロでも弱いので、大きな流れに変わりはないのですが、クロスではなく、ドル高の直接影響が対円に及ぶほうが、もちろん円安効果は大きいわけです。

ご存知のように、日経平均は米長期金利と連動しますから、これで日本株が下がると考えるほうが、難しいということになります。

ただ、日本でもそうですが、アメリカでもVIX(ボラティリティーインデックス)が極端に低くなってきているので、これが将来的に急激な相場変動(つまり、急落)の予兆ではないか、という経験則的な不安がつきまとっているのは事実です。

戦略方針

変わりません。「フルインベストメント」のままです。

多少、各位が独自の判断で、キャッシュを加減するのは各々の裁量次第ということです。

外人は4週連続買い越しですから、その後まだ未発表分の直近週を含めれば、1兆円は買っているはずです。

国内機関投資家も予想通り連休明けから、株式投資再開に動き出しているとすれば、逆張りの売っているのは個人くらいのものでしょう。

日経CME先物の円建ては、65円高の19955円。日経平均先物の夜間取り引きは、19920円で返ってきています。昨日大引けの現物指数が19843円ですから、本日も上げ調ということになります。

一般には、SQ前の「荒れる水曜日」ですが、ときにまったく静かなこともあるわけで、今回は荒れない水曜日になりそうです。

SQ前後で、どういう個別銘柄の物色の変化がでてくるのか、よく見ましょう。すでに出ている、意外なディフェンシブ系優位ということが柱になっていくのかもしれません。その場合は、主力大型といっても限定的でしょうから、中小型株にもフォローの風が吹いてくることになります。

景気敏感系の主力大型が一斉高するのと、そうではないのとでは、同じ指数が上がるといっても、相場の中身がまったく違います。電車に乗り間違えると、自分だけが取り残されてしまうので、中期的なスタンスの投資家はよくこの物色動向の変化に目を凝らしたほうが良いでしょう。